ダナーブーツを修理に出す前に知っておいて欲しい事

ダナーブーツをご存じですか?

アウトドアー愛好家だけでなく、ストリートでも人気のあるダナー1932年に創業したアメリカのブーツメーカーです。

実に80年以上にわたって堅実かつ実用的なブーツをプロデュース、生産しています。

その高い技術力から最も理想的なブーツという称号を得ています。

最も有名な商品ラインはダナーライトとマウンテンライトです。

  • ダナーライト Danner Light

ダナーライトはゴアテックスを搭載した世界初のブーツです。またアウトソールは黄色いロゴが特徴的なビブラム社(Vibram)のソールを使用しています。

  • マウンテンライト Mountain Light

名前から想像できるように長い間登山家たち愛用されてきたモデルです。全体的に丸みを帯びたアッパー、プレーントゥ、アッパーサイドのダナーロゴなど実に完成されたデザインとなっています。

どういった修理が可能なのか?

さてダナーはどういった修理が可能なのでしょうか?

一般的に知られている修理メニューはソールの全体的な交換(オールソール)などがあります。

実はダナーブーツの修理には様々なタイプがあります。簡単なリストは下記になります。

  • かかとのみの交換
  • かかとの斜め補修
  • ブーツクリーニング
  • ブーツ染色&補色
  • オールソール
  • ブーツカスタム
  • アッパーの補修
  • ストレッチ(サイズ調整)
  • リソール

それでは一つ一つの修理について見ていきましょう。

かかとのみの交換

ダナー サービスシューズ(Danner Service Shoes)などの商品ラインはヒールが交換可能なセパレートタイプになっています。

こういったタイプのブーツはヒールのみやリフトのみの交換が可能です。毎回のオールソールが不要なので修理料金もだいぶお安く修理が可能です。

かかとの斜め補修

スニーカータイプのダナーやダナー スラッシャー(Slusher)などはこちらの修理がおすすめです。

スラシャーはヒール部分が一体式になっています。オールソールやヒールのみの交換が簡単に
出来ないようになっています。

かかとの斜め補修はかかと部分を斜めに補修することで、すり減ったかかとを購入時と同程度に復元することが可能です。

ブーツクリーニング

登山やアウトドアで使用する場合はブーツのクリーニングは欠かせません。

ダナーブーツのクリーニングをお勧めするのには理由があります。ブーツは汚れがたまってくると購入当時の防水性が保たれずいろいろな機能が落ちてきます。

またアッパーの革の健康に取っても汚れは大敵です。

登山やハイキングのあと、またシーズンのあとなどダナーブーツのクリーニングを検討しましょう。

 アッパーの染色

ダナーブーツのアッパーが傷ついてしまったり革の色が褪せてしまった場合は染色が有効です。

一部の商品を除いてダナーブーツのアッパーは本革を使用しています。つまり革の補色・染色をすることによって購入時のきれいな状態に復元が可能です。

オールソール

オールソールとは靴底の全体的な交換修理の事です。一般的にブーツ修理というとこのオールソールを思い浮かべる人が多いのではないのでしょうか?

ダナーのソールはほとんどのものでビブラム製のソールを使用しています。ですので張り替える際にも同じソールでの交換が可能です。

ブーツカスタム

やや話は脱線しますがダナーブーツはカスタムも可能です。一般的なのはアウトソールやミッドソールのカスタムです。

ソールの色を変えてみたり、またソールのタイプを変えてみたりといろいろと遊びが可能です。

アッパーの補修

ソールを修理するというのはブーツの愛好家の中でも浸透してきましたが、アッパーの補修ができるというのはまだまだ知らない方が多いです。

長く履いているとアッパーのステッチが解れてきたり、革の部分に破れてくることがあります。

そういった場合も安心ください。修理は可能です。リステッチや近い色での革補修など、時間はかかりますが補修できます。

ストレッチ

日本人は多少ブーツがきつかったり、ゆるかったりしても無理をして履き続けてしまうことが多いのではないでしょうか?

足の健康を考えるとブーツのフィッティングはとても重要な要素です。きついのに無理をして履くことはお勧めできません。

こういった場合の対処方法がストレッチ(革靴の伸ばし)です。革のブーツは時間をかければ伸ばすことができます。1㎝や2㎝スモールサイズですとストレッチでは解決は難しいですが、1㎝以内のサイズ違いでしたら緩和が可能です。

リソール

最近のシリーズのダナー モックなどスニーカータイプのダナーにお勧めの修理です。

リソールはソールが減ってしまう前に新しいソールを一枚先張りしてしまいます。

オリジナルのソールがまっさらな状態で残りますので靴の寿命が飛躍的に伸びるのでお勧めです。

またリソールできるカラバリも8種類ほどから選べるのでイメージを変えずに修理が可能です。


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